ベトナム情報 ★ベトナムの風土
■ベトナムの風土
■ベトナムの国土は南北1,650km、東西600kmに広がる細長い国です。
・アンナン山脈の東側に国土の大半があり、海岸まで50kmしかない場所もある。
・国土の両端には大規模なデルタ地域が広がり、人口の70%が集中している。
・北のデルタは、ソンコイ川によ るもので、首都ハノイがある。
・南のデルタはメコン川によるもので、最大の都市ホーチミンがある。
■西は山脈、東は海岸で、中国・ラオス・カンボジアの国に接し、
南シナ海にはスプラトリー諸島と南沙諸島、パラセル諸島、西沙諸島などがある。
■主要な河川は、北部にはソンコイ川・カウ川・ロー川・ダーツ川、中部はカー川・バー川・
南部のドンナイ川・メコン川があり、水量は豊富である。
■最高峰は北部国境のファンシーパン山 (3,143m)で、ベトナムの骨組である
アンナン山脈は、2000m級の山岳である。
■ベトナムの気候
・ベトナムは北回帰線よりも南に位置し赤道近くまで伸びる細長い国
・このため南西モンスーンの影響を強く受け、
また7月から11月までは、台風の上陸が多く、
特に国土の狭い中央部が被害を受けている。
・ベトナム北部は、亜熱帯気候で四季があり沖縄と同じ気候。
・ベトナム南部は、熱帯モンスーン気候で気温は、一年中
ほぼ変わらず、雨季と乾季がある。
■デルタ地帯
・北部の「紅河デルタ」や南部の「メコンデルタ」がベトナムの
穀倉地帯である。
・米の生産は、北部の紅河デルタでは二期作、
南部のメコンデルタでは三期作で、世界的な穀倉地帯である。
■7年ほど前、ベトナムのホーチミン市で仕事をした。
とても暑く、よくこんなところで生活ができるものだと感心もした。
・1年ほど暮らしているとその暑さにも慣れてきたが風土病でもある「デング熱」にかかった。
・デング熱は、蚊(ヒトスジシマカとネッタイシマカ)に刺されてなる病気である。
・デング熱病は、2度かかると死亡する確率がとても高くなる病気である。
途上国では、多くの人が(子供・老人)が亡くなっている。
・異国で病気になったのは初めてで不安な毎日を過ごしたのを覚えている。
・この病気は、現在も薬もワクチンもないのである。
2019/03/15 (記)