-思い出の旅-       ★アラミノス市の街


★成田から 飛行機に約4時間乗るとフィリピンの首都「マニラ」へ着く。
・マニラからバスで、約7時間乗るとパンガシナンの州都「ダクパン」に着く。
・2012年10月「アラミノス」で日本語を教えるため私はフイリピンに渡った。

★私は、当時フィリピンについての知識はほとんど無く
・「日本財団(NISVA)」からパンガシナンの州立大学ビジネス科の学生たちに「初級日本語」の指導を依頼され渡った。

・「アラミノス市」は、ダクパンよりさらに北へバスで約1時間の街である。
・不安な気持ちで、バスに揺られていたことを覚えている。

★アラミナス市について

1.フィリピンのパンガシナン州の都市

・ハンドレッド諸島国立公園の入口の町として知られている。
・東経120度線上の町で、フィリピン標準時線の町(日本より1時間遅れとなる)
・面積:166.2 km²
・人口 : 89,708人(2015年)
・世帯数:約16,400世帯

2.リンガエン湾に浮かぶ、フィリピン国立公園 Hundred Islands

・この国立公園は、123の小さな無人の島々で構成されている。
・サンゴ礁と白砂のビーチとエメラルドグリーンの海に囲まれ島である。
・1940年1月18日に最初の国立公園として指定された。
・フィリピンでも、まだ未開発の美しい場所でもある。

3.この町の風景

・美しい山々と海に面した町で大きな河川はない。
・海に向かってなだらかに傾斜した平地に、町はつくられている。
・土壌は、粘土質で雨が降れば、舗装された道以外は泥道とかす。
・昔は酪農と漁業を生計の糧としていたが、現在は水田農業中心の町である。

4.台風の通り道

・2009年5月の大型台風のため町は、壊滅的な被害をうけた。
・台風の被害記録は、1735年のスペイン宣教師による町の建設当時から記録に残っている。
・宣教師は、台風を悪魔の仕業であると布教活動に利用した。
・ちなみに、アラミノスの名前は、フィリピンのスペイン総督(ファン・アラミノス・ブァ-ル)から取っている。

5.気 候

・亜熱帯気候で、気温は25度から40度で1年中暑い
・雨季と乾季の季節が有り、雨期は毎日のようにスコールがある。
・しかし気候は海に面しているいるので、比較的おだやかで年間を通して暮らしやすい。

★アラミノス 町の風景(動画)

動画制作:OUXITO 

★-おもいで-

・1912年10月~1913年9月まで、1年間この町で過ごした。
 地方都市である。
・町は無秩序な感じで腰に銃を持ったガードマンが、いたるところに立っている。

・最初は、違和感を感じえらい所に来てしまったなと感じたが、
 やがて慣れてくると貧しいけれど素朴な人々多く、特に社会に縛られることもなく、
・人々が、自由に力強く生活をしていることが理解できた。

・日本の生活は「規制が多く窮屈で、活力も無い」と思っていたわたしは
・人の生活とは、本来これだと、この町で理解したことを覚えている。

-ハンドレッド・アイランド-

-アラミノスの人々-

2019/10/22 (記) 


  






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