「Bahay kubo」 竹のおうち 「YouTube動画より」
-フィリピンの昔の家-
★この歌は、古い民謡のメロデーに、
子供達に「野菜」の名前を歌でおぼえてもらうために作られ
た歌で、小学校低学年で歌っているらしい。
その為、フィリピン人なら誰でも知っている歌である。
「Bahay kubo(バハイクボ)」とは、タガログ語でBahay(家)
Kubo(リラックス)という意味です。
★「Bahay kubo」 自己流意訳
わたしのお家は、ちいさな竹の家です。
家の畑には野菜がいっぱいあります。
くずいも、なす、シカク豆、南京豆、十六ささげ、フジ豆、
あおい豆、とうがん、へちま、うり、かぼちゃ、まだまだ
あります。だいこん、からしな、たまねぎ、トマト、にん
にく、しょうが、ごま、が家のまわりにいっぱいあります。
という歌である。
Bahay kubo,kahit munti.
Ang halaman doon ay sari-sari.
Singkamas at
talong,sigarilyas,mani,sitaw,batawa,patani.
Kundol,patola,upo't kalabasa.
At saka meron pang labanos,mustasa.
Sibuyas,kamatis,bawang at luya.
Sa paligid ay punong linga. (タガログ語)
★「Bahay kubo」はフィリピンの気候にあった大変優れた家です
高床式の竹の家で、屋根はヤシの葉で吹きます。
村人が集まり、1軒の家は数時間で完成し、住んでみて場所が
気に入らなければ、村人みんなで担いで、気に入った場所に
簡単に移動もできます。
ヤシの屋根は、風や雨にも強く、風通しもよく、南国の気候
によく適しています。
台風が来て壊れてもすぐ修復もできます。
高床式ですから、獣やネズミの侵入も防げ、床下は作業場や
家畜場として利用できます。まことに涼しくて便利な家です
★古いフィリピンでは、人々はこのような家に住み、周りの畑
では沢山の野菜がつくられ、木々には南国の果物が豊に実り
ニワトリや豚は放し飼いにされ、水牛は家族同様に大切に育
てられていました。自給自足の原始経済社会が成立していた
のです。山から流れる小川は清らかに流れ、海は豊に澄んで
いて、まさに楽園です。
★PSUの学生達が「Bahay kubo」の歌と踊りを、わたしに教えてくれた。
・タガログ語を使って野菜をお店で野菜を買って下さいという意味らしいが、
それより古い踊りを明るい学生達と一緒に踊ったことが、懐かしく楽しい
思い出となっている。
フィリピン情報 ★「大 停 電」
2014/04/15 (記)
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