2023/08 (記)   


 間宮林蔵 「★その後の樺太」

■樺太(サハリン)は、とても大きな島です。そしてとても寒いところですが、山も海も豊かで資源が多い島です。現在は、北サハリンからは、天然ガスと石油が産出されています。

・間宮林蔵の探検後、樺太にロシア軍艦がやってきて、一方的に領土宣言をしました。
・江戸幕府は応戦しましたが、その繰り返しがなされて、やがてロシア人たちは、樺太に住み始めました。

・1875年(明治2年)、明治政府の榎本武揚(えのもとたけあき)は、樺太と全千島列島をロシアと交換しました。(樺太と千島交換条約) 大変残念です。「樺太」を手放したのです。

・その後、日露戦争が始まり、N50°以南の南樺太は、日本の領土となりました。

・1945年、敗戦間近にソビエト軍が南樺太と千島列島に侵攻して、そのまま現在まで占領を続けています。 (北方四島問題)

・ソビエト侵攻時、日本は「南樺太と千島」を奪われ、そこに住んでいた日本人も樺太アイヌ人もみんな日本へ追放されてしまいました。

・いま、宗谷の稚内港から「サハリン(樺太)」へ向けて国際航路が開かれています。
・その船を見ていて、一度この船に乗って樺太に渡ってみたいものだと思いました。


    


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