動画制作:OUXITO
旅行記 旧五輪教会堂
■旧五輪教会堂 (久賀島)
・久賀島(ひさかじま)は、信者が多かったが、
禁教令によってキリシタンは途絶えた。しかし、
1797年以降、潜伏キリシタンが移住して来て、
久賀島でも再びキリシタン集落ができる。
・明治元年(1868)久賀島で信仰を表明した200人余が
6坪ほどの牢屋に8ヵ月間閉じ込められ、
子どもを含む42人が死亡した。(五島崩れ)
・禁教が解かれたあと久賀島では1881年に浜脇教会が
建てられ、1931年に旧五輪教会に移築された。
半世紀が経ち、
傷んだ旧五輪教会の横に新教会が造られた。
・旧教会は、瓦葺木造ながらリブ・ヴォールト天井が
あり初期の木造教会建築の代表例として保存された。
1999年に国の重要文化財に指定される。
・この僻地の島で、厳しく苦しい生活を支えたのは
「信仰心」なのだろう。
そんな人々のことが思いうかぶ。
2018/05/12 搭載