五島列島の旅1  久賀島の旧五輪教会堂    4月17日(火) 

動画制作:OUXITO 

旅行記   旧五輪教会堂  

■旧五輪教会堂 (久賀島)

・久賀島(ひさかじま)は、信者が多かったが、
 禁教令によってキリシタンは途絶えた。しかし、
 1797年以降、潜伏キリシタンが移住して来て、
 久賀島でも再びキリシタン集落ができる。

・明治元年(1868)久賀島で信仰を表明した200人余が
 6坪ほどの牢屋に8ヵ月間閉じ込められ、
 子どもを含む42人が死亡した。(五島崩れ)

・禁教が解かれたあと久賀島では1881年に浜脇教会
 建てられ、1931年に旧五輪教会に移築された。
 半世紀が経ち、
 傷んだ旧五輪教会の横に新教会が造られた。

・旧教会は、瓦葺木造ながらリブ・ヴォールト天井が
 あり初期の木造教会建築の代表例として保存された。
 1999年に国の重要文化財に指定される。

・この僻地の島で、厳しく苦しい生活を支えたのは
 「信仰心」なのだろう。
 そんな人々のことが思いうかぶ。

2018/05/12 搭載 


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