★日本の風景        - 三陸鉄道リアス線 -

動画制作:Ouxito 

・東日本大震災で被害を受けた三陸鉄道リアス線が2019年3月23日全線復活した。

・6月下旬、久慈駅から盛(さかり)駅までの全線を4時間半かけて乗ってみた。


  ◆東日本大震災の記録


・2011年(H23)3月11日に発生した東日本大震災は、想像を超える大規模の被害を起こした。
・地震の規模はマグニチュード9.0で日本の観測史上最大の地震である。

・三陸沿岸には、3波に渡り大津波が押し寄せ地域は崩壊、原発も壊滅した。
・死者1万5,895人、重軽傷者6,157人、行方不明者は2,533人である。

・悲惨な悲劇から8年が立った。
 復興のシンボルとして「三陸鉄道リアス線」が2019/03/23日全線開通した。
 このリアス線に6月に乗車することができた。

・乗車して車窓から見える巨大堤防をみて復興とは、何かと考えた。
・この沿線はリアス線と呼ばれるほど車窓からリアス海岸の風光明媚な風景
 眺められた。
 しかしいまは巨大堤防が見えるだけである。

・巨大堤防の建設には、巨額の復興資金を使う。
 その巨額復興資金を、別の復興で使えたのではないか。
・命を守るために造られた巨大堤防は、まるで三陸の「万里の長城」である。

・巨大地震がまた来たら、亀裂が入り崩壊するかもしれない。
・いつくるかわからない津波、100年後にも役立つものかと考えた。

・巨額なお金をかけ風光明媚なリアス海岸風景を失ったことは確かである。
・多くの人の努力と希望をのせて、三陸リアス線は復興した。
・復興のために地元を始め三陸線の乗客を増やさなければならない。
・関係者のさらなる努力を期待したい。

2019/06/30 (記)

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