聖母と出会った少女「ベルナデット・スビルー」
ルルドの奇跡とは
聖母と会った少女ベルナデット
★1858年2月11日、フランス南部の寒村「ルルド」で奇跡は起きた。
・この日14歳になる「ベルナデット・スビルー」は、妹と友達と一緒に薪を拾うため、洞窟のあるマッサビエルへ向かった。
・少女たちは、洞窟の前を流れるガブ川についた。
・川を渡るため、ベルナデットが「片方の靴下を脱いだとき、風の音のようなものが聞こえてきた。」
★洞窟の右側のくぼみに視線を向けると「柔らかい光に包まれ、白い服を着て青い帯をした若くて美しい女性」が見えたという。
・最初、この女性に対してベルナデットは、恐れの気持ちを抱いたが、
・光に包まれた貴婦人が、微笑みを浮かべながらロザリオを持って十字を切ったあとは、恐れの気持ちは消えていったという。
・そのためベルナデットも、ロザリオの祈りを唱えた。
・15分ほど経つと貴婦人は、金色の雲に包まれて消えてしまった。
・これが、聖母マリアの「ルルド」での、最初の目撃の様子である。
・聖母マリアは、この後ベルナデットの前に、17回出現しさらに村人の前にも現れた。
★9回目の出現の時に湧いた「ルルド洞窟の泉」は,数々の難病を治した。
・この泉は「奇跡の泉」と知られ、その洞窟の上には教会が建てられた。
★遭遇者のベルナデットは、35歳で亡くなったが、死後に遺体が腐敗しないという奇跡を起こし、キリスト教公認の聖人となっている。
■キーワード
1. 貧しい少女ベルナデットと聖母マリアの出会い18回にもおよぶ
2. 聖母マリアから遭遇の証として「奇跡の泉」の提供される。
3. 死後も腐敗しない「ベルナデット」の死体は何を意味するのか。
聖母マリアは、少女「ベルナデット」に何を託したのか、
・しかし、人と会うことを避けていた「ベルナデット」は、そのことを人々に伝えずにこの世を去った。
映画「ルルドの奇跡」予告編
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