■・中国と日本の関係は2000年の歴史があり古くて長い関係。
・中国と日本は地理的に近く、歴史的・文化的・経済的に古い関係を持っている。
・しかし、いまでも相互理解が深まりにくく、遠い国のイメージがある。
・日本の弥生時代:稲作は南方中国から伝わる。(稲作伝播ルートの1つ)
・中国の後漢時代:光武帝に九州地方にあった奴国の王が使節を派遣して
金印(漢委奴国王)をもらっている。
・中国の三国時代:邪馬台国が魏に使節を送って金印や銅鏡をもらっている。
・大和奈良時代:漢字や仏教・律令制度など中国から大きな影響を受けていた。
・飛鳥時代:遣隋使、遣唐使を派遣し、日本は中国の先進文化や学術を吸収した。
・平安時代:唐に留学した最澄・空海による新仏教や儒教・漢詩・芸術など唐風文化が盛んになる。
・その後も蒙古の来襲、倭寇と明軍の戦い、日明貿易(勘合貿易)など続いていた。
・島国日本にとって中国は、文化・政治・経済面での先進大国であり、
中国からは、文化・政治・経済面で大きな影響を受けた。
・1840年中国(清国)は、アヘン戦争で英国に敗れ、英国に香港と賠償金を支払った。
日本は大国「清が負けた」ことに驚いた。
・明治政府になり、日本は欧米諸国に対抗するため「富国強兵」政策を進めた。
・1894年朝鮮南部の動乱で、日本は清国と戦争を起こし、戦いを有利に進め、
清国から遼東半島・台湾と賠償金を手に入れる。(日清戦争)
・このことで日本国民は、帝国主義の一員となったと思い込み大国意識が芽生え
アジア諸国に対する優越感も生まれた。
・その後、帝国主義思想のもとに、日本は長い戦争を続けていくのである。
・やがて、日露戦争・第一次世界大戦を通して軍事大国となった日本。
・1932年、大陸で満州事変を起こし「満州国」を設立、中国大陸に進出した。
・その5年後の1937年、中国との「日中戦争」が始まる。
・毛沢東率いる共産党と蒋介石の国民党は、共同で「抗日民族統一戦線」を結成、
・広大な中国で、中国と日本の泥沼の全面戦争が始まった。
・広大な中国大陸で、戦いを続けると言うことは、無謀としか思えない。
・日本は、大きな過ちを犯したのである。
・第二次大戦後、毛沢東は「中華人民共和国」を成立、中国は社会主義国家となる。
・蒋介石は、台湾で「中華民国」を成立した。
・1972年、田中角栄内閣の「日中共同声明」で、閉ざされていた国交が正常化する。
・1978年「日中平和友好条約」が締結された。
・現在、両国は経済的な結びつきを深めている。
・台湾とは、今でも国交は成立されていない。
・しかし、民間交流や経済交流面で深い信頼関係を結んでいる。
・日本が戦争を放棄してから70年間、戦争のないこんな平和な時代は、
日本の歴史上ない。
■街の声 ネット情報から収集
■・日本人の多くは「中国や中国人」をあまりよく思っていない。
・その理由は
1.尖閣諸島周辺の日本領海や領空をたびたび侵犯しているから。
2.中国は国際的なルールと異なる行動をするから
3.歴史問題などで日本を批判するから」という理由
4.すぐ壊れる商品や安全な食品を作らないのであまり信用できない。
5.中国人は自己中心的で好きになれない。
6.反日デモや観光地での騒々しさルーズさが嫌いなどあげられています。
■・中国人の多くは「日本や日本人」をあまりよく思っていない。
・その理由は
1.侵略戦争を起こして多くの中国人を犠牲にしたから。
2.日本の政治家たちの発言はムカつくから。
3.日本人は、本音で話さないし発言しないから
4.心の内で、せせこましいことばかり考えている。
5.日本人は、日本語でしか話さない。?
6.日本人の観光客は細かいクレームや到底受けられないサービスを当然のように要求してくるウザい客が多いなど。
・一般的に感情的な嫌悪感を抱いているようです。
・私は、中国で3年間生活をして、理解したことがあります。
・中国の観光地で日本人だとわかると、中国商人は約3倍の値段を言います。
・高いので日本人は「値引き」を要求します。
・そこで商人は、1割~2割値引きして買わせ、それでも買わない日本人には半額の値段を提示します。
・大抵の日本人は、これで買ってしまいます。
・最初は、したたかな中国商人魂だと思っていたのですが、それは違いました。
・中国語が少し話せるようになると、中国人はおまえはどこの地方から来たのかと聞きます。(顔は似ているがへんな中国人と思ったらしい)
・中国語の発音が良くないので、東北(トンペイ旧満州 )から来たと答えます。
すると商人は、値引き交渉もしないのに半値以下で売ってくれます。
・つまり中国商人は、日本人に対しては感情的に「ボッタクリ」行為を行うのです。
・70年も前の戦中の日本軍の行為をまだ許さないのかと、あぜんとしてしまいますが、それも間違いでした。
■・ある町の小さなお店で買い物をして「釣り銭」を忘れて店を出てしまった。
・80歳近いおばあさんが、わざわざ私を追いかけてきて「釣り銭」といって、小銭を渡してくれた。
・その町は、日中戦争の激戦地になった町です。
・おばあさんは、年齢から見ても日中戦争の経験者です。
・そして、私が日本人だと知っています。
・どうして、反日的感情を持っていないのだろうと思った。
・江沢民主席は、1994年幼稚園~大学まで徹底した「反日教育」を始めた。
・テレビは毎日「日中戦争」を放映している。その内容は悪質な内容ばかりです。
・中国人の日本人嫌いは「反日教育」と、毎日放映される「日中戦争」から起きていると思っている。
・戦争を体験したおばあさんは「戦争の実態を知っていて、中国人も日本人も共に戦争の被害者である」ことがわかっていたようです。
・中国国民に、共通の敵を作ることで国民を結束させようとする共産党。
・その思惑は「おばあさん」には、通じなかったようです。
・中国は、領土・人口・資源でも大国です。
・中国人は、日本を小日本(シャォリーペン)と呼びます。
・聞いたときは腹が立ちましたが、よく考えるとその通りなのです。
・「中華思想」を具現化し始めた大国中国。今後も民間交流や経済文化交流で、
信頼関係を結びあい、交流が長く続くことを願っている。
そういえば、韓国も中国に見習って徹底した「反日教育」を実践している国だった。
・それも日本人を犬に見立てて卑下する教育内容だ。このことを忘れていた。
・それで、SoftBankのCMは、犬か?
2020/03/15(記) Ouxito