■・日本の仏教は、1500年の歴史を持っています。

・始めは、朝廷と国家を守る宗教としてはじまり、やがて貴族社会に支持されて貴族は寺院を保護しました。

・鎌倉時代に入り、仏教は民衆の宗教として定着し、日本独自の「日本仏教」が生まれました。

・民衆は、古来からある神道と仏教を結びつけて、神と仏を同時に信仰するという「神仏習合」の宗教観をつくり ました。

・明治に入り、一時仏教が否定されましたが、再び民衆は「神仏習合」の仏教観を取り戻しました。

・日本人は、多様な「神々と仏」が融合した穏やかな宗教観を持ってます。
・現在、日本の神社は8万1,158社、寺院は7万7,256寺、両者合わせると15万以上あります。

・少子高齢化の現在、今後どのような状況になっていくのかわかりませんが、価値観が多様化し混乱している現代、社会でその果たす役割は大きいと思います。

・義務教育の場で、子供達に生きる価値観を教えていないいま、
・仏教界にも新しい風が吹くのを期待したいです。
・昔「寺子屋」をつくり、民衆に幸せをあたえたように。