「YouTube動画」
-地方の交通手段-
★この情報は、Pangasinan(ダグーパン・リンガエン・アラミノス)地方の交通情報です。
・大都会のマニラや観光地のゼブでは、また別の色々な交通手段があります。
★基本的な3つの乗り物
トライシクル(Tricycle)/ジプニー(Jeepney)/バス(ローカルバスも含む)
この3つの交通機関を利用すると、ほぼ目的の場所に移動ができる。
Tricycle Jeepney Bus
★この3つはバスを含めて好きなところで、乗り降りができて大変便利です。
・降りたいところで「パラ /para」と言えば下ろしてくれるし、
大型バスでも道で手をあげると、どこでも止まって乗せてくれます。
まさに、市民の生活の足です。
★トライシクル(Tricycle )
私は、アラミノスではいつもトライシクルを
使っています。
オートバイの横に座席をつけた三輪車。
2人分程度の狭い座席ですが、
地元の人は4~6人で乗る事もあります。
料金は一人10ペソ (10ペソ=25円ほど)
一人で乗る(スペシャル)の場合は空いている座席分の
料金も負担するため、20~30ペソ支払います。
★ジプニー(Jeepney)
フィリピンの主要な交通機関
人々の相乗りタクシーとして利用されています
アメリカ軍使用の中古ジープを改良したのが原
型で、後部座席に10~12人が乗れます。
乗り降りは、自由でどこでも乗車と停車をして
くれます。
料金は1区間8~12ペソほど。
行き先はフロントガラスや車体の横に行き先が書かれています
◎これほど、便利な乗り物はない。
◎料金が安く、どこでも乗降ができるからです
ジプニーは、アラミノス市内では走っていませんが、
アラミノス市と地方の村を結ぶ路線として
活躍しています。
私はダグーパンでは、よく利用します。
ここでの料金は一区間 9ペソです。
・運転手が一人で、呼び込み・料金調達・運転までをこなしています
・運転者は運転しながら、右の手のひらを後ろにさし出し、
乗客はその手のひらに9ペソを乗せる。
・巧みなハンドル裁きで、その運転にはほれぼれし毎回感心させられ
てしまいます。
・ダグーパン市内では、いつも決まったルートを巡回しています。
・スタート地点では、乗客が集まるまで待機、走り出したら、お客を
呼び込みながら乗せて走る。
・満員で約80ペソ。ルートを一周すると約200ペソ程度ぐらいは稼ぐ
ようです。
・一日、何周するのかわからないが、結構よい稼ぎとなるようです。
・トライシクルもバスも老人と学生は半額です。
この国は学生と老人には、やさしい国のようです。
★バス(Bus) 大手のバスと古いローカル的なバスがある。
大手のバス 古いローカル的なバス
★フィリピンではバスが、国内の都市間をくまなく走っています。
バスの乗り方を覚えると、都市から都市への移動が可能になります。
・大手のバスとローカル的なバスの違いは、
・大手のバスは、出発時間がくると、乗客の人数に関係なく出発する
・一方ローカル的なバスは、一定の乗客が集まるまで出発しない。
50キロ~80キロ圏内の地区間を走るのが主な営業の範囲らしい。
・バスも古く、30年以前につくられたバスが多く走っている。
・料金も安く、大手バスが50ペソのところ30ペソ程度で乗れる。
・その為か、多くの市民が通勤・通学用として、このローカル的な
バスを利用しています。
★バスの乗り方と降り方
・バスターミナルか、または、道の途中で手を上げて乗る。
・【注意】・必ずバスのフロントの行き先を確認してから乗る。
・バスに乗ると車掌が来て、どこまで行くかと聞く、行き先を告げる
・発音が悪いと何回も聞かれる、行き先を紙に書いて見せても良い
・何回も聞く理由は「ダグーパンとダグバン」では、降りるところが、
全く違うからである。
・次に切符を切り、料金を取らずに行ってしまう。
・(切符は必ず保管しておく) しばらく経つと、料金を集めに来る。
(なぜ、切符を切るときにお金を集めないのか、今でもわからない)
CUBAO(マニラ)行きのバス 切符
・降りるとこるが来たら、「パラ / para」Po といって合図する。
・このバス、どこの場所でも、すぐ止まってくれる。ありがたい。
・◎下車するときの粋な言い方は
・「Kuya Para Po / クーヤ パラ ポ (お兄さん降ります)
・タガログ語には、車掌さんという言葉はないらしい。
・フィリピンの車掌さんは、みんな男性である。
・(ベトナムのバスの車掌さんは、みんな女性。)
・(中国も車掌さんは女性で、しかも女性の運転手もいます。)
★トライシクル(Tricycle ) 雑 感
【料金について】
・私の下宿先から市内までは、約2キロ以上あります。20ペソ
・市内から下宿に帰るときは、郊外に来たというので、30ペソ
・中には、買い物した荷物を持って乗ると、40ペソを要求する運転手
もいます。
・高い料金を言い出す運転手には、私の場合は、その要求を拒否
わかったと素直に納得した運転手にはチップと言って10ペソ程度
払っうことにしています。
【その理由】
・日本人は金持ちで、金持ちからは多くもらっても良いという考え方
があるようです。
・金持ちでない私は、そのような要求には応じませんが、相手が納得
したらチップをあげて納得しない運転手には通常の金額を払います
・10ペソは日本円で25円ほどですが、言いなりになると次々と要求
が出てきます。日本人の感覚と国外は違うようです。
★「Mrディツ」氏のトライシクルに乗って仕事場へ
・朝8時15分、下宿の前に「Mrディツ」氏のトライシクルが待って
います。「Mrディツ」は、年齢は50歳半ばの運転手。
・私は、それに乗って18㎞先の仕事場のPSUに向かいます。
料金は70ペソ、待ってくれているのでチップとして10ペソ
計80ペソを支払っています。
・Mrディツ氏は、今まで朝、一度も遅れたことはありません。
・10分前には、下宿屋の前で、いつも待っていてくれています。
・都合が悪いときは代わりに、友達のトライシクルが来てくれます。
・フィリピン人は「ちゃらんぽらんでフィリピンTime」の人が多い
と思っていましたが、
こんな律儀なフィリピン人もいることがわかりました。
・雨期に入り、雨が降っていても同じ時刻に待っています。
・Mrディツ氏は、英語も話しますが、下車するとき、
私はタガログ語でありがとう。「サラマートPO」とお礼を言って
別れています。6月からは雨が多いので敬意をこめて90ペソ支払う
ようにしています
【要注意】
・フィリピンのすべての運転手が「Mrディツ」氏ではありません。
特に夜、乗る時は、やはり注意が必要です。
・市内はともかく、郊外には、-外灯-が殆どありません。
真暗い中を走るから何が起こるかわかりません。
・すべてのトライシクルが警察に登録しているわけではありません
この国は車があれば、誰でもこの営業が可能なようです。
・下宿先は郊外にあり、私は夜7時過ぎには部屋から外に出ません。
・好きなバドミントンも市内では、夜行われているようですが
残念ですが参加できません。夜も行動したい人は、やはり市内に
生活の場をおくことをお薦めします。
・途上国で生活をするときは、いつもこのぐらいの慎重さが必要では
ないかと思っています。それに、フィリピンはアメリカと同じ
-銃社会-ですから、注意が必要ですね。
2014/03/17 (記)
4611 0