■ミャンマーの国土は、約68万Km 
・日本の約1.8倍の広さに5、142万人が暮らしている。

国土の特徴は
・西に、ヒマラヤ山脈から続く2000m級の山脈が走り、
・東に、900m級のシャン高原がある。
・平地は、南北に細長く伸びており大河が流れている。

・インド洋からの季節風(モンスーン)で雨が多い。
・そのため平地で米が大量に取れる豊かな農業国である。

■国土の47%は、森林でチーク材をはじめ石油・天然ガス
・銅・スズ・宝石などの鉱産物が豊富にある。
・道路整備が進めば、経済発展の可能性は非常に高い。

■ミャンマーは、「多民族国家」である。
・総人口の70%は、平地に住むビルマ族がしめているが、
・山岳地帯周辺に、カチン・カレン・シャン族など、
・7つの民族が、自治州もって暮らしている。
・また自治州を持たない少数民族は、100を越えると言われている。

■豊かな自然、豊かな資源に恵まれたミャンマーだが、
・アジアの中でも貧しい国の一つである。
・戦前はイギリスの植民地が続き、戦後に独立した。

・その後、長い間軍事政権による独裁政治が続いた。
・軍部が、少数民族を弾圧し、新たな民族抗争も起こっている。
・国際社会から非難と経済封鎖を受けてミャンマーの経済は疲労した。

2011年新政府が成立して民主化が始まった。
・海外からの投資も始まり、経済も回復してきたが
・2016年、軍部による「ロヒンギャ虐殺問題」が起こり、
・再び、国際社会から非難を受けている。

ミャンマ-情報   「★ミャンマーの気候」 

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■ 5月~10月 雨が良く降る雨期である。
・11月~ 4月 乾期で、ほとんど雨は降らない。
・ 3月~ 5月 気温が非常に高く、暑季と読んでいる。

■南北に長いミャンマーは、
・北部は、温帯気候・中部と南部は、熱帯気候である。
・雨期には、毎日雨が降る。
・西部の山岳地帯は、フェン現象で雨量は少なく乾燥している。

■季節風(モンスーン)による雨が恵みの雨であり、ミャンマーの農業を支えている。

季節風

ミャンマ-情報   「★ミャンマーの農業」 

家畜と共に

■ミャンマーは、米の輸出国である。
・2016年度のミャンマー米の輸出高は130万トン。
・その60%は、中国に輸出している。
・水稲栽培の米で、日本の米とは違い細長いインディカ米
・コシヒカリのようなとても美味しい「ポーサンムエ」いう米もある。

■国土のほぼ中央を流れる「エーヤワディ川流域」は最大の米の生産地である。
・国民の60%近くは、農業に従事している国である。

北部・中部は、米にほかに小麦・トウモロコシ・野菜・果物などを栽培。
・乾燥地区の西部では、竹(建築材)とヤシ(樹液利用)など採取。
南部は、水稲のほかマングローブやゴムの木栽培などが行われている。

■4月の水掛祭りで1年は終り、
・5月の雨期から牛・水牛を使って再び稲作が開始される。
・ミャンマーでは、牛・水牛・馬・象などの動物たちの力を借りて労働が行われる。
・動物たちは、家族の一員としてとても大切にされている。
・牛が死んでも牛肉は食べない。
・理由は、仕事を手伝ってくれたから、かわいそうだというやさしい心のようです。

■ミャンマーの農業は、近代化が遅れていると考えている人は多い。
・しかし、私はそうは思わない。
・日本の1.8倍の国土に、日本の半分の人々が住んでいる。
・国土は、広く資源も豊富である。
・人々は、家畜と共に農業をし、米は余り輸出するほどである。
・もし生産性を上げても、利益は一部の人に独占されるだけである。

■豊かな自然と共に生活することができ、
・家畜と共に生きることができて、やさしい心を大切にしている。今の暮らしが、
・西洋文明の合理性に犯された日本よりも、豊かな国だと思うからである。

2019/03/15 (記) Ouxito   

  




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