★このコーナーの説明
■このCornerは、Meiちゃんの学習コーナーです。
・Meiちゃんは、現在14才、公立中学校の2年生です。
・2年半前の夏(2015/07)、フィリピンから来ました。
・国籍が、日系人のため日本国籍で12才
そのため、日本の小学校6年生に編入しました。
・日系人でフィリピン育ちのため、
日本語がほとんどわかりません。
・教科書も全然読めない、先生の話もわからない、
友達とも会話が出来ません。
・それで、小学6年生の教室に通うのです。
学校が行う週1回の日本語指導では通用しません。
・このままだとMeiちゃんは、確実に落ちこぼれてしまいます。
■私がフィリピンで仕事をしていたときの
知り合いのお嬢さんです。
・何かの縁だと思い、私は日本語を教えることにしました。
・しかし、Meiちゃんは神奈川県に住んでいます。
私は千葉県です。直接の指導は不可能です。
■【指導の方法】
・私は記録用のHPを持っていましたので、このHPに
・「めいちゃんコーナ」を作り、教材の提示をしました。
・会話は、Skype / Facebookを利用して行っています。
・日本語指導は、小学校1年の「こくご」から始めました。
・会わせて現在、進行中の6年生の国語の指導も行いました。
・非漢字圏のMeiちゃんには、漢字がとても難しいのです。
■Meiちゃんは努力家で、半年後の中学1年生では
友達と日本語でコミュニケーションが、取れるように
なりましたが、しかし、日本語が難しく
学習成績は、あまり良くありません。
・経済的理由で「塾」にも通えませんし、
・2年後には、高校受験が控えています。
・思春期の子どもの自信を失わせないためにも、
・日本語の指導と各教科の指導を続けることにしました。
それが、このコーナーです。
・中2年生の現在、2学期の成績でやっと日本人の仲間達に
追いつき「中の上」ぐらいの成績をとれるようになりました。
これで何とか、高校の受験も可能になりそうです。
■Meiちゃんを教えてわかったことは、
・今の義務教育では、教科の教える内容量が多く、
外国育ちの子ども達が努力して、日本語が話せるようになった
としても、各教科の内容が子ども達には理解することが難しく
毎日苦痛の学校生活を送っているのが現実です。
・日本在籍の外国育ちの子ども達に、学校は日本語を含め、
各教科指導も特別に教えてもいないようです。
・わからなければ「塾」へ行けという方針でしょうか。
・多くの子ども達は日本語も学習内容もわからず疲れ果てながら、
毎日、学校に通っていると思います。
・このままでは、優れた才能を持った子ども達を生かしきれず
日本の教育は荒廃するばかりです。
■現代は情報化社会、タブレットとやる気があれば、
いつでも繰り返し学習がでる時代になりました。
・若い教育関係者が、新しい教育技術を模索して、
厳しい環境下にいる子供達に教育していただくことを
強く願っている。
2018/01 (記) 大仁