*You Tubeから


  
■・イスラーム(イスラーム教)は,
・ユダヤ教,キリスト教とも深い関係をもった宗教である。( 同じ神を信仰している)
・7世紀前半にアラビアのムハンマド(マホメット)によって創始された。

・現在,北アフリカから西アジアをへて東南アジアにいたる地域を中心として,
・全世界にひろがっている。信者数16億人で拡大中である。

唯一絶対の神アッラーを信じるイスラームのもとでは,
・日常生活から国家の政治にいたるまで,神の意志が絶対のものとされている。
・人間生活のあらゆる面でこの宗教は重要な役割を担っている。


■・ムハンマドは(570頃- 632)、アラビアの商業都市メッカに生まれた。
・成長してからは、商人として活動していた。
・40歳ごろメッカ郊外のヒラー山の洞窟(どうくつ)に、こもっていたとき
「起きて、警告せよ」という神の声を聞き、
・自分は、神の使徒であると自覚するにいたった。

・やがて、メッカの人々に神の教えを伝えるようになったが,
・祖先伝来の部族の宗教である「多神教とその偶像崇拝」に反対したため,
・支配者層の大商人たちから迫害を受けた。

・622年、彼を預言者と認める人たちの多いメディナに難をのがれて移住する。(聖遷,ヒジュラ)

・やがて、そこを根拠地に,軍事的および外交的成功を通じて政治的権力と宗教的権威を確立してメッカを奪い返したが、その後まもなく彼は病気でなくなった。


・ムハンマドが、生存中に神から受けた『啓示』を信者が記録して,
・のちに集成されたものが『コーラン』(『クルアーン』)である。
・『コーラン』は、アラビア語で書かれてあり、
・他言語に翻訳することは禁止されている。

・これは、イスラームの教典の中で最も重要なものであり、
・イスラーム教徒(ムスリム)の生活規範であり、
・イスラーム文化の基礎となっている書でもある。


・神アッラーは,この宇宙の創造者であり、
・また「最後の裁きの日」の審判をつかさどる神である。
・全知全能、唯一絶対の神であるとされる。

・この神は、一切を超越した神であるから,
・いかなる偶像によってもあらわすことは許されず、
・偶像崇拝は、きびしく禁じられている。

『イスラーム』とはこの神に絶対的に服従するという意味である。

・イスラームの神(アッラー )は,
・モーセやイエスの説いた神と同じである。
モーセ=エホバの神 ・イエス=父なる神 ・ムハンマド=アッラーの神

イエスは神の子ではなく、モーセと同様、
・神の言葉を受けて人々にそれを伝える預言者であるとされている。

「ムハンマド」も、同じく預言者である。
・ムハンマドは、人類の歴史における最 後の預言者であり、
・神の啓示は「ムハンマド」で終了し,その後は預言者は現れないとされている。




【イスラームの特徴】

①アッラー・天使・教典・預言者・来世・天命を信じること「六信(ろくしん)」
・さらに宗教的な務めを強調している。

②「アッラーのほかに神なし。ムハンマドはアッラーの使徒である」という信仰告白
 一日5回のメッカに向かっての礼拝する,

③貧者の救済のための喜捨(きしゃ)する。
④イスラーム暦9月(ラマダーン)の断食をする。

⑤メッカへの巡礼を一度は行うこと。
・これらは五行とよばれ,信者として欠くことのできない務めとされている。



⑥また,キリスト教のように「聖人と俗人」との区別はない。
・そのため、イスラム教では聖職者の僧侶はいない。

・イスラム社会は、政治や経済をはじめ人間生活のあらゆる面にわたって
・宗教が、中心的役割をはたしているのが大きな特徴である。


・聖遷(ヒジュラ)後のメディナにおいて、イスラーム共同体(ウンマ)が成立した。

・ウンマとは神への信仰を基礎とし、ムハンマドを通して神から与えられた社会生活全般にかかわる
行為規範を信仰の証しとして守る集団をいう

・集団は、たがいに平等な関係で『コーラン』のもと結びついた共同体である。
・ウンマは,宗教集団であるとともに生活共同体で民族や国家の枠を超えた集団である。
・その構成員には、神の定めた正義を拡大するよう努力することと聖戦(ジハード)が、義務として課される。

・このような考えを背景に,ムハンマドの死後、
・歴代のカリフ(ムハンマドの後継者)は、ウンマの拡大をもとめて聖戦を行った。

8世紀にはイベリア半島から北アフリカをへてインダス川流域にまで達する広大な地域を支配下におさめた。

 ◆中世のイスラム世界

 ◆現代のイスラム世界



・その支配地域で築かれたイスラーム文化は、
・ギリシャの哲学や科学を中心に、イランやインドなどの学問も融合発展させた先進的な文化となった。

・この文化は、11世紀末以後のヨーロッパにも伝えられて、
・ルネサンスに重要な影響を与えるとともに、ヨーロッパの近代学間の誕生に大きな役割をはたしたことも忘れてはならない。


■・1日五回の礼拝・一ヶ月に及ぶ断食など宗教上の厳しい決まりも多い中で、なぜイスラム教徒は増え続けるのか。

・いろいろな解釈はあるとおもうが、私は次のように考える。

・アラビア半島のメッカはオアシス都市であるが、周りは荒涼たる砂漠が広がり人々にとっては厳しい自然環境での生活の場である。

・その中で生まれたこの宗教は、厳しい環境の中で生きる人々のための宗教である。

・厳しい生活環境では弱者は切り捨てられるが、この宗教は弱者救済を主とした宗教ではないか。

・持てる者と持たざる者の社会を否定せず
・持てる者は、持たざる者への「喜捨」( きしゃ)を宗教上要求し、
・祈りの場では、すべての階級を否定し「神の前」では、みな平等であることを示した。

絶対的な価値観を神のみに求め、その神に服従させることで
・「規則正しい生活と社会規範」のある暮らしをもとめさせた。

■イスラム教とは、厳しい生活環境のもとで、
・絶対的な価値観を神のみにおき、神の下で差別なき平和な社会を実現しようとする宗教ではないか。

■イスラームとは (神に服従する)
・弱者救済の思想
・神の元での平等思想
・絶対的な価値観を人ではなく、神のみに置き
・絶対神もとで厳格な社会規範(ルール)を制定した。

・これらの思想のもとで「ムスリム」が増えているのは、
・現代の社会が、砂漠と同じくらい厳しい環境に置かれているため、増えつづけていると解釈される。

しかし、
・神の声を解釈するのは、やはり為政者たちである。
・為政者達による多くの間違いが、現代のイスラム社会に悲劇を起こしている。

・為政者達の間違いを「神がどう裁くのか」絶対の神に聞いてみたい。

2020/04/16(記) Ouxito 

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