中国情報      ★中国の料理 

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・多彩な技法や味のバラエティーにとみ「世界三大料理」の一つに挙げられている。
・中華料理と言っても、広い国土を持つ中国では、地域により食材が異なる。
・また調理方法や味付け(調味料)など、地域独自の料理が長い歴史で形成されてきた


・日本では、地域分類を四つに分類している。
・中国では、八つの八大菜系が一般的な分類である。

日本の分類 (四大中国料理)
 ①北京料理 ②上海料理 ③広東料理 ④四川料理

中国の分類(八大中華料理)
 ①山東料理 ②江蘇料理 ③浙江料理 ④安徽料理
 ⑤福建料理 ⑥広東料理 ⑦湖南料理 ⑧四川料理

・移民として渡った中国人(華僑)達が、広めたためである。
・彼らは移民国で現地の食材を使用し、中国本土にも見られない「中華風」とも言うべき中華料理を考案し発展させてきた。

・日本の「中華丼や天津丼・冷やし中華」などは中国にはない。
中華丼を中国で注文すると、北京でも上海でもそんな料理はないといわれる。
・広州では「福建チャーハン」を出されてしまう。
・見た目も、味も異なる料理である。


・中国では、火を通した温かい食事が重視される。
・中華鍋を使い強い火力を用いて炒めるものが多い。
・油(ラード、ごま油など)を多用する料理が多い。

・生野菜は、ほとんど無い。・冷たい料理も少ない。
・魚は、内陸部では淡水魚が中心である。

 【食事の仕方】
・大皿に盛られた料理を取り分けて食べる。
・会話を楽しみながら食することが大切なマナーである。

・皿は、手で持たない。
・スープは、蓮華(れんげ)で飲む。
・客人には、食べきれないほどの料理を出すが、残すことを良しとする。

・また油料理が多いが、中国人は痩せている人が多い
・食材は、必ず火で加熱する。冷たい水は、飲まない(いまはペットボトルがある)
・生野菜は、食べないなどは中国全域で共通している。

それは、加熱することで細菌を防ぎ、水が良くないため生野菜を洗うことができないからと中国人の友人が教えてくれた。なるほど・・・

  北京料理

  四川料理

  広東料理

  上海料理



・日本人は、出された料理はもったいないから全部食べようとか、静かに食べようとなど考えてしまうが、中国では違う。
・出された料理は残すのが礼儀、にぎやかに会話をして食べるのが礼儀である。
・文化が違うと食事の仕方も、料理の方法も違うのである。

・40年も前の話だが、広州の市場で猫が檻に入って売られていたので、ペット用かと訪ねたら「食べ物」だと答えたのに仰天したことがある。

・広州の街には、野良犬・野良猫を見たことがない。みんな食べられてしまう。
・市場に行くと、ヘビからバッタまで売られている。

広東人は
・「生きものならば、親以外なんでも食ってしまう。」
・その食材は、多岐多様で極めて種類が多い。

・調理法についても同様で技法や調味料を変えることで、100種類を超える料理ができあがる。
・中華料理人が作れる料理の数は、何万種類もある。
これが「中華料理」である

・中国人の食べることへの挑戦とバイタリティーには脱帽してしまう。

  


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